Fritzingのパーツを作った時の備忘録

ブログに載せる配置図をイラレで作るのは面倒くさいなぁということで
Arduino 界隈では常識と思われる Fritzing というソフトを使ってみました。

さすがに便利です。

いじっている内に、どうやらパーツを自分で作れる事がわかったので GR-SAKURA のパーツを作ってみました。

 

 

パーツのデータはこちらからダウンロードして下さい。
http://www.renesasrulz.com/docs/DOC-2312

制作はそれなりに大変でしたが、それは私が仕組みを分かっていないだけでした。

以下にその時にハマったところなどを残しておきます。
作成方法ではないのでこれだけ見ても意味不明です。
作る人は fritzing.org からリンクされている記事でも詳しい情報がありますのでそっちも見て下さい。
http://fritzing.org/learning/tutorials/creating-custom-parts/
(というか fritzing.org のガイドラインだけでは作れません)

アプリ上でエディタを開こうとすると「バグがあるから自己責任で使ってね」というメッセージがいきなり出ます。
たしかに問題はありましたが、結論から言うと大丈夫でした。(バージョン0.7.7bでの話です)

(メモ1)色はガイドラインに従うべきだがテンプレートや既存のデータは違っていることがある

これはガイドラインに従いました。色をみて制御しているのかと思っていましたが、次項のようにID属性で管理しているようなので既存データに合せることはしませんでした。

(メモ2)ID属性をあわせる必要がある

エディタでGUIを使ってコネクタの設定をするように出来ていますが、バグがあってまともに使えません。また、正確に作れないだけでなく画像を差し替える度に設定が必要なので現実的ではありません。
コネクタを自動的に作るためにはSVGの要素のID属性を正しく入れてあげる必要があります。イラレを使っている場合は、レイヤーパレットを使ってパスやグループに名前をつけることで対応できます。

  • ブレッドボードビュー用データ

connectorNpin (Nは任意の数字)という名前が付いたオブジェクトがブレッドボードビューでの接続できる部分になります。

  • 回路図表示用データ

同じく connectorNpin という名前がついたオブジェクトが回路図表示で接続できる部分になります。
必須ではありませんが、connectorNterminal というオブジェクトを作ることで任意の位置に線が繋がるようになります(デフォルトは connectorNpin の中央)

  • 基板表示用データ

3つの層がありそれぞれをグループにします。
copper1 は上層のパターン面、copper0 は下層のパターン面、silkscreen は上層のシルクスクリーンとなります。
copper1 と copper0 を入れ子にすることで同じパターンになります。


こんな感じで入れ子に

ここでも同じく connectorNpin という名前でコネクタを作りますが、connectorNpad とすることで表面実装のパターンになるみたいです。そのときには上層と下層でパターンを分ける必要があります。( copper1 と copper0 を入れ子にしない)

以上3つのデータで connectorN の番号を合わせてあげれば、エディタで画像を読み込んであげるだけで自動的にリンクされます。データに不備があると赤バツが付きます。
もし何度確認しても赤バツが消えない場合は次の項目に該当するかもしれません。


憎い赤バツマーク

(メモ3)イラレのオブジェクト名とSVGのID属性が一致しないことがある

赤バツが消えないのでSVGをテキストエディタで開いて確認するとID属性が「connector4pin_1_」のような名前になっていました。
イラレのオブジェクト名は重複が許されますが、SVGの属性名は重複が許されないので内部的に別の名前になっていたみたいです。
しかも一旦変わってしまうと重複が解消されても自動的には直らないみたいです。
これは、イラレ上で該当するオブジェクトの名前を付け直すことで問題が解消されました。

(メモ4)回路図データは7.5mmのグリッドをつかって作成する

テンプレートのデータを見ると7.5mmの線を7.5mm間隔で配置するような例になっていましたが、それだけではダメでした。
ドキュメントサイズも7.5mmの倍数で作られていないとうまくいきません。


キレイに出来ると気持ちいいです

各頂点の位置が7.5mmの倍数になるようにグリッドを使って作成するといいみたいです。
また、connectorNterminal の中心もグリッドに合わせてあげると回路図でキレイに線が繋がります。

以上を理解することでパーツが作成できました。
参考にして頂ければ幸いです。

 

投稿者:

ないん

30半ば過ぎで突然電子工作にはまりました。

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