Portabee 3Dプリンタキットが来た 〜出力編〜

octocat3前回の記事はこちら
Portabee 3Dプリンタキットが来た 〜組み立て編〜

今回は出力テストをしてみました。
出力台の水平出しだけは行いましたが、それ以外は何もしていない状態でのテストになります。

 

使用したソフトや設定は下記のドキュメントの通りにしています。
http://cloud.github.com/downloads/Lunavast/Portabee/PortabeeUsageManualV10_Japanese.pdf

流れは以下のようになります。

(1)3Dモデルを作成
(2)STL形式で書き出し
(3)STLをGCODE形式に変換
(4)3Dプリンタ制御ソフトで出力

3Dデータの用意

まずは SketchUp で1辺が10mmの立方体を作ります。
それをプラグインを使ってSTL形式で書き出しました。

cubeskt

次に Slic3r というソフトを使いSTLをGCODEにします。このGCODEというのがプリンタの動作を記述したファイルになります。
通常であればそのまま使えるのですが、前回の記事の通りエンドスイッチが効かないという問題が発生しているために一部修正が必要でした。

「G28(ホームに戻る)」と「G28 X0(X軸のみホームに戻る)」という2つの命令が最初と最後にあるので、テキストエディタで開きコメントアウトしました。
また、変換ソフト側で予め設定しておけば次からは何もしなくても良いことが分かりました。

slic3r

出力してみる

さて、これを printrun という制御ソフトを使って出力しました。

cube

左が最初に出来たもの。なんとなく形は分かりますが、酷いものです。
スタート時にあまりフィラメントが出て来なかったのが問題だったので、予めある程度出ている状態でスタートしたのが右の物です。
ぱっと見キレイにできてそうですが裏側はまだイビツです。

もう一個のテストとして、Portabee で使われているギアを出力してみました。

gear

これもなんとなく形はわかりますが、エッジが出ておらずとても使えるような状態ではないです。

ということで、カチッとしたものを作るにはちゃんと調整が必要そうです(当たり前ですが)。

それは追々やるとして今度はオブジェ?的なものを出してみました。

octocat1octocat2

GitHubのOctocatのようなタコ足の猫ですが、リアルでちょっと怖いです(笑)
データは以下のサイトからダウンロードしたものを使っています。
http://www.thingiverse.com/thing:10367

変なところはありますが、丸っこいものであればそれほど違和感ない感じです。
むしろ無調整でここまで出来るのに驚きました。

動画を撮ってみました。
見てて面白いです。

課題

今回テストをしてみて、だいたい見えてきた今後の課題としては…

  • 出力台を極力水平に。

水平に出来ないとヘッドをギリギリまで台に近づけられないので、スタート時からキレイにできないのではないかと思います。
当然出来る限り調整していますがこれがなかなか難しいです。また、出力台は完全な平面じゃないので上に乗せる台としてガラスを使うと良いような話もあるのでいずれ試してみたいと思います。

  • 本体を安定させる

ポータブルを売りにしていることもありボディが堅牢ではないので、動きが激しい時にはかなりブレています。このへんを何とかすればもうちょっと安定しそうです。

  • スピード量の調整

上の話と関係有りますが、もうちょっと遅いほうが安定するような気がします。
ただその辺はフィラメントの出力量との兼ね合いもありそうなのでトライ&エラーで詰めていくしかなさそうですね。

  • フィラメントのコントロール(特に最初)

失敗するケースはフィラメントが出てこないというものが多かったです。
予め手動で出してからやっていますがこの辺の感覚がまだ分かっていない感じです。

やっていくうちにもっと見えてくると思いますが、こんな所でしょうか。

投稿者:

ないん

30半ば過ぎで突然電子工作にはまりました。

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