レタープレスで名刺作成(1)

レタープレスや活版印刷といわれる方法で名刺を作ってみました。

レタープレスとは凸版を使って紙に押し付けるようにして文字や線が等を印刷する方法です。昔ながらの印刷方法ですが、最近では一般的な商業印刷では活字を使うものはとっくに無くなっているので目にすることも殆どありません。

紙に食い込んで印刷されるので、表面の凹凸感が味のある雰囲気を生み出します。そういった今の印刷にないアナログ感が好まれ、未だに根強い人気があります。どちらかというと国内より海外で人気があるようです。

版の作成

さて、レタープレスで先ず必要なのは版です。版を作成してくれるところがあるのでそこに頼むものありだと思いますが、やはり自分で作ってみたいです。

そこで、樹脂版を作るためのキットが販売されているのでそれを使うことにします。購入したのはれたぷれ!というものです。むしろこれぐらいしか選択肢がないような気がします。

紫外線によって硬化する樹脂なので、ネガを挟んで太陽光にさらして感光させます。その後水で洗うと、遮光された部分が解けて凹凸が出来るという仕掛けになっています。

この太陽光というのが曲者で、天気に左右されますし、夜は当然できません(専用ライトも売ってますが)。そこで秘密兵器、「EZスタンプ匠」の登場です。

「EZスタンプ匠」と「れたぷれ!」
「EZスタンプ匠」と「れたぷれ!」

これはスタンプを作るためのものですが、紫外線を使って版を作る仕組みは同じなのでこれを使ってみます。

インクジェット用の透明シートがれたぷれ!に付いているので、これに印刷をします。(普通紙の設定ではやや薄かったので、フォト用紙設定にして濃くしています。)最終的に凸版を作るので、ここではネガでプリントします。れたぷれ!のサイトでは反転して印刷するようにありましたが、その必要はないはずです。反転してしまうと印字面が樹脂に密着しないので、透明シートの厚さだけ光が拡散してしまうからです。

べた部分が透けて見えますが、きれいにプリントできました。

出来上がったネガ
出来上がったネガ

出来たネガと樹脂版をEZスタンプ匠にセットして、露光スタート!
露光時間は、短冊を作って何度かテストして決めた20秒にしました。

露光が終わったら、速やかに洗い出しパッドでゴシゴシします。この時、必要のないところすべてを落とそうとしない方が良いようです。念入りにやってしまうとエッジが落ちてしまうので、細いところが無くなってしまします。

凸版が出来た!
凸版が出来た!

無事、樹脂版が出来ました。エッジも残っていてきれいにできたと思います。

続きます。

投稿者:

ないん

30半ば過ぎで突然電子工作にはまりました。

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