Cube 3 で 2 色出力を試す

前回のつづきです。こんどは2色出力を試してみます。

拙作の Case Generator for Prototyping Board を使用して、元になるデータを作りました。STLファイルをダウンロードしておきます。

このSTLファイルは1つのオブジェクトになっているので、このままでは色分けすることが出来ません。何らかの方法を使って分割する必要があります。

DSMで分割

STLファイルを DesignSpark Mechanical Ver.2.0に読み込ませます。
メッシュデータとして読み込まれますので、これをソリッドデータに変換します。(この機能はv1.0に無かったので先日公開されたばかりのv2.0の新機能かもしれません)これでオブジェクトを編集が出来るようになります。

分割するために、直方体をランダムに作成します。このあたりは適当です。そして作った直方体のまとまりを一つのコンポーネントにまとめておきます。

WS000003

組合せ機能を使い、ケースに対して先ほどの直方体を使って分割します。
ここで上手くいかないところも出来てしまったのですが、今回はそれもありかなという感じだったのでそのまま進めることにしました。

WS000004

これでDSMの作業は終わりです。次の工程のためにSTLで保存しておきます。

色分けして出力

Cube用の出力ソフトでSTLを読み込みます。画面の左右にフィラメントがありますのでそこからドラッグして色を指定していきます。指定できる境界は先ほど分割したところになるので分割をしなければ1色で出力することになります。1ヶ所ずつドラッグが必要なので細かく分割てしまうとちょっとめんどくさい事になりますね。

WS000005

完成

出来たものがこれです。今回は0.2mmピッチ、サポート、ラフト無しで出力しています。

IMG_4203IMG_4202IMG_4200
前回は調整がいまいちだったので、1層目が荒くなってしまいましたが、今回はそこそこキレイに出来ています。サポート無しなので角のRはちょっと波打った感じになっています。

前回も気になったモッコリ部分ですが、どうやら出力しているブロックが終わってから少し止まるのが原因みたいです。フィラメントが完全に止まるまで待っているようですが、ここはスライス時に外周側で終わらないようソフト側で工夫して欲しい所。2色出力だとブロックが分割され、段差が目につくようになってしまいます。

せっかく2ヘッドだからというわけでテストしてみましたが、出力に時間もかかりますし本番でわざわざやるかというと… 有効な使い方としては2色目をサポートやラフトに使うことだと思いますので今度試してみます。

投稿者:

ないん

30半ば過ぎで突然電子工作にはまりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です