MSX用ニキシー管カートリッジをつくる その3

前回からの続きです。いよいよ基板の設計です。発注から実装、動作テストまで一気に行きます。

回路設計

いつものようにKiCadで設計します。
部品数も少なく、特筆することもありませんが、CPLDの書き込み用にJTAGコネクタが無いとただの置物になってしましますので忘れないようにします(笑)

msx_nixie_one
回路図

基板設計

いつも利用しているElecrowに発注する予定で設計しました。

オリジナルのケースにするのであまり関係ないのですが、出来るだけ既存のケースに近い形で固定穴を開けました。ドリルの径はEleclowのほぼ最大サイズでした。

基板の幅は100mmに収まりました。超えると値段が結構違うので重要なポイントです。

ニキシー管用のスルーホールはIN-2などで使えるソケットピンを使うことにしたので比較的大きめになっています。ピン間に配線は出来なくなってしまったので上下から引き出すようにしています。

IMG_4300

最終的にこのようになりました。これを発注します。

msxnixiepcb

動作確認

発注後2週間ほどで基板が届きました。5枚のコースで頼みましたがが6枚入っていました。まぁいつものことです。

大きなドリル穴がギリギリの位置だったので怒られるかと心配していましたが、大丈夫だったみたいです。

IMG_4304

部品を実装して、JTAGコネクタを使ってCPLDに書き込みます。オシロを使いシミュレーションと同様に動作していることを確認してからMSXに差し込んで起動します。

4つの管が0と表示され、とりあえずうまく動いたようです。ほっとする瞬間ですね。

IMG_4292

BASICコマンドで以下のように打ってみます。

OUT 0,1

右の管からI/Oアドレスが0,1,2,3となっていますので、一番右の桁が1になり正しく動いていることが確認できました。FOR文を使用して4桁の全数字を試してみましたが大丈夫そうです。

次に以下のようにしてI/Oの内容を読み込んでみます。

PRINT INP(0)

期待に反して241となってしまいました。データバスの下位4ビットしか繋いでいないので、上位4ビットとも1になってしまっているのです。そのため、

PRINT INP(0) and 15

等として下位4ビットのみ取り出す必要があります。

致命的とはいえませんが、ちょっと失敗してしまいました。CPLDのピンの空きもあるので改版することがあれば修正したいですね。

続きます

投稿者:

ないん

30半ば過ぎで突然電子工作にはまりました。

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