過去の作品を見て分かる通り、ゲーム関係が多いと思うのですけど、性懲りもなくまたゲーム関係を作ってます。
常々aitendoの8x8ドットマトリクスLEDが小さくていいなと思ってて、これにタクトスイッチを付けただけの小さいキーホルダーサイズのゲーム機を作ったらどうかと思いました。
方向性としては
・極力小さく
・コイン電池駆動
・SDカードが使えるように
・自分でゲームが作れるように
・カバンに付けてもおかしくないルックス
という感じで考えています。
「自分でゲームが作れるように」というのは、ゲームプログラムをSDカードに入れれば、ファームウェアを書き換えること無くオリジナルのゲームが遊べるようになるということです。その為に何らかのインタプリタを乗せる必要がありそうです。
ハード編
方向性が決まったので、早速基板の設計を始めます。
基本は以前作ったフリスク基板にドットマトリックスLEDとタクトスイッチとSDカードスロットとシフトレジスタを乗せた感じになります。
レイアウト的にはドットマトリックスLEDを中心に据えて、タクトスイッチを十字ボタンとABボタン風に並べてみます。
裏面にコイン電池スロットとSDカードスロットを配置します。

今回は、最初からケースも同時に設計しました。
前からアクリルを積層したタイプのケースを作ってみたかったので、今回はようやく念願が叶う感じです。
私はアクリルケースのデザインはいつもイラレでやっています。KiCadからの取り込みは、一旦PDFを書き出して、イラレで読み込ませています。
そこまで細かくやる必要はないかもしれませんが、パーツ類はデータシートから持ってきたりします。無ければ簡単に書きます。

検討の結果、アクリル2mm厚×5枚になりました。
スライドスイッチはできるだけ薄いものを探すのが大変でした。
細い部分が出来てしまったので強度的には心配。まだ改善余地はあります。
完成したらいつもお願いしているEmerge+さんにオーダー。A4サイズに出来るだけ入れます。

ハードの完成?
基板が中国からやってきました。早速組み立てます。

アクリルケースも組み立てて完成?
とりあえず、「TinyBOY」と名づけました。


見た目はイイ感じに出来ました。あとは中身ですね。